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💡 Press release
Roche’s Alecensa reduces the risk of disease recurrence or death by an unprecedented 76% in people with ALK-positive early-stage non-small cell lung cancer
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背景
- 切除されたIB-IIIA期のALK+ NSCLC患者には、手術後の治療としてプラチナ製剤をベースとした化学療法(CT)が推奨されているが、これは生存率の緩やかな改善と関連している。
- 進行したALK+ NSCLCでは、アレクチニブが一次治療として推奨されている。
- ここでは、ALK+ NSCLCを完全に切除した患者を対象に、CTと比較したアレクチニブの術後補助療法の有効性と安全性を評価する国際共同第III相非盲検無作為化試験であるALINA(NCT03456076)の事前に規定された中間解析のデータを報告する。
方法
★ADAURAと異なり、TKI開始前のChemoは含まれていない!
- 対象は18歳以上、ECOG PS 0/1、完全切除されたステージIB(4cm以上)-IIIA、ALK+ NSCLC(UICC/AJCC第7版による)。
- 患者は、アレクチニブ600mgを1日2回経口投与する群と、プラチナ製剤をベースとしたCTを21日間4サイクルまで静脈内投与する群に1対1で無作為に割り付けられた。
- 無作為化は病期(IB vs II vs IIIA)と人種(アジア人 vs 非アジア人)で層別化された。
- アレクチニブは最長24ヵ月間、または再発、許容できない毒性、同意の撤回があるまで投与された。
- 主要評価項目:医師評価によるDFS
まずステージII-IIIAで、次にITT集団(ステージIB-IIIA)で階層的に検証された。
- その他のエンドポイントは以下の通り: CNS-DFS、OS、安全性。