
Summary
背景

- EGFR TKIは、感作性EGFR変異を有する転移性NSCLCに対する標準的な1L療法であるが、ほとんどの患者(pt)が最終的にPDを経験している。
- 我々は、TKI抵抗性のEGFR変異を有する転移性非扁平上皮NSCLC患者に対して、ペメトレキセド(pem)およびプラチナベース化学療法(chemo)とペムブロリズマブ(pembro)の併用または非併用療法を行う無作為二重盲検第3相KEYNOTE-789試験(NCT03515837)からプロトコル指定最終解析(FA)を報告する。
方法

- 組織学的または細胞学的にIV期の非扁平上皮NSCLCが確認され、ECOG PSが0または1、DEL19またはL858R EGFR変異が証明され、EGFR TKI治療後に進行した成人が登録された。
- 患者は、ペムブロ200mgQ3Wまたはプラセボ(pbo)Q3Wを35サイクル、pemとカルボプラチンまたはシスプラチンQ3Wを4サイクル、その後維持pemを行う群に1対1でランダムに割り付けられた。
- 無作為化は、PD-L1 TPS(50%対50%)、オシメルチニブの投与歴(あり対なし)、地域(東アジア対東アジア以外)によって層別化された。
- 主要評価項目:RECIST v1.1によるPFS(盲検独立中央審査(BICR))とOS
- 副次評価項目:BICRによるRECIST v1.1基準のORRとDOR、および安全性

- PFSの最終試験は第2回中間解析(IA2、データカットオフ2021年12月3日)で終了し、その他のエンドポイントはすべてFA(データカットオフ2023年1月17日)で評価された。
- 実際に観察された事象に基づく有効性の境界は、PFS(IA2)については片側P = 0.0117、OS(FA)についてはP = 0.0118。
結果

- 492人の患者がpembro+化学療法(n = 245)またはpbo+化学療法(n = 247)にランダムに割り付けられた。
